<お知らせ>

・2022年2月26日(土)
  高齢者のがんを考える会議6~介護とがん医療の連携について~
  公開討論を開催しました。
   議事録を公開しています。

・2021年7月、
 厚生労働科学研究費 補助金
「高齢者がん診療ガイドライン策定とその普及のための研究」佐伯班

 のHPを開設しました。  


・2020年4月、「高齢者がん医療Q&A 各論」が完成しました。  

・2020年3月、「高齢者がん医療Q&A 総論」が完成しました。  






<ご挨拶>

2021年7月9日 

   SARS-CoV-2 pandemicに負けず高齢者がん医療研究の推進


 2020年はじめに始まったSARS-CoV-2の世界的な感染拡大は消長を繰りかえし、日本においても東京オリンピックを間近にして収束の兆しがみえません。その影響は、がん検診・医療機関受診控え、がん患者のSARS-CoV-2 感染と治療遅延や中断、ワクチン接種の有効性の懸念といった、がん二次予防、日常診療に大きな影響を与えています。一方、がんと新たに診断される患者が3000人/日、がんによる死亡者が1000人/日であり、その多くが高齢者で、継続して医療界ばかりでなく社会経済的にも大きな問題となっています。
 2013年に設立した「高齢者のがんを考える会(Japanese Organization for Geriatric Oncology, JOGO)」は、日本がんサポーティブケア学会「高齢者のがん治療部会」や厚生労働科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業(厚労科研)の支援を得て、老年腫瘍学の教育・研究・診療についての実態調査、臨床的重要課題の抽出、高齢者のがん診療ガイドライン策定、人材育成に努力してまいりました。これまでの活動と今後の研究について報告したいと思います。
 2018年度に採択されました「高齢者がん診療指針策定に必要な基盤整備に関する研究(研究代表 田村和夫)」では、①「高齢者がん医療Q&A」の作成、②高齢者のがん医療に関するアンケート調査:医学部、医学研究科、がん診療連携拠点病院、③高齢者がん医療協議会(コンソーシアム)設立、④高齢者のがん医療に関する研修会、公開討論会の開催、⑤高齢者のがん医療に関する情報発信、を3年間の研究期間で成果を出すことができました(本ホームページ右下、緑色の背景に白字のバナーから成果のまとめを見ることができます)。なかでもこれらの研究・事業を通して人材育成がなされ、臨床研究、ガイドライン策定、ガイドライン策定のメンバーとして活躍いただけるようになったことは特筆することと考えています。
 これらの成果から2021年度厚労科研「高齢者がん診療ガイドライン策定とその普及のための研究」(研究代表 佐伯俊昭)が採択され、研究を開始しています。本ホームページ右下、オレンジ色の背景に白字のバナーから研究概要がみられます。研究計画として①がん種共通の高齢者がん診療ガイドラインを作成、②ホームページ、SNS、研修会を通してガイドラインの普及を図り、その有用性を検証できる体制を構築、③高齢者のがん医療に関する臨床研究の推進、④医療と介護の連携に関する研究、⑤本研究、研修会を通して人材育成、⑥老年腫瘍学のテキストの作成、をかかげ、それぞれ委員会を設置して活動を開始しています。
 団塊の世代が後期高齢者になるなか、高齢のがん患者は増加し続けます。本研究班の役割は極めて大きいと言えます。ぜひ、この難事業を完遂するために、高齢者のがん医療に携わるすべてのstakeholder(医療者、介護・福祉関係者、患者・家族、アドボケート)の事業への参加と協力・支援をお願いしたいと思います。

研究会概要

入会のご案内

JOGO事務局

高齢者のがんを考える会

Tel: 092-406-4166
Fax: 092-406-8356
E-mail: nikoma@fukuoka-u.ac.jp


高齢者がん診療指針策定に必要な基盤整備に関する研究

高齢者がん診療ガイドライン策定とその普及のための研究